今日のYahoo!ニュースで旧イトーヨーカドー弘前店「ポッポ」のクレープが今年2月中オープン予定ということが発表されました。
弘前イトーヨーカドーは1974年に開業し、2024年の閉店まで約50年にわたり、地域の人々の暮らしの一部として親しまれてきました。その中でも特に多くの人々の記憶に残っているのが、1階にあったファーストフード店「ポッポ」です。筆者も弘前に行く度にポッポのクレープを買って食べてました。
ポッポとは?
ポッポはセブン&アイグループが展開していたファーストフードチェーンで、主にイトーヨーカドーの店舗内に出店していました。手頃な価格で提供されるメニューと、どこか懐かしい雰囲気のある店内は、子どもから大人まで幅広い世代に愛されていました。特に弘前店のポッポは、ソフトクリームやたこ焼き、そしてクレープなどのメニューで有名でした。
クレープの魅力
弘前イトーヨーカドーのポッポで一番人気だったのが、種類豊富なクレープです。
チョコバナナやストロベリーカスタードなどの定番メニューから、季節限定のフレーバーまで、多彩なラインナップが揃っていました。もちもちとした生地と、たっぷりのクリームやフルーツが絶妙に調和した味わいは、多くの人々を虜にしました。
週末には家族連れや友人同士で訪れる人々が列を作り、注文したクレープを片手に談笑する姿が見られました。学校帰りの学生が「ちょっとしたご褒美」として立ち寄る光景も見られました。
弘前の人々にとってポッポのクレープは、特別な日ではなくとも、生活の中でふとした幸せを感じられる存在だったのかもしれませんね。
閉店と惜別の声
しかしイトーヨーカドー弘前店は、グループ全体の事業方針の変更により、2024年9月をもって閉店することになりました。ポッポもその閉店とともに幕を下ろし、多くのファンがその別れを惜しみました。閉店が発表されてからは、最後にもう一度味わいたいと来店する人が増え、最終日には長蛇の列ができるほどの盛況ぶりでした。筆者がに行ったときは、クレープは120分待ちでした。もちろん並びましたよ(/・ω・)/☆
ポッポの閉店をきっかけに、SNSやブログでは多くの思い出が語られるようになりました。
「子どもの頃、母親と買い物帰りにクレープを食べた」「初デートでポッポのソフトクリームを食べた」など、さまざまなエピソードが投稿され、ポッポが地域の人々にとってどれほど大切な存在であったかが伺えます。
ポッポの味・再び
閉店後、ポッポの味を懐かしむ声が高まり、その声に応える形で、クレープ店の元従業員が弘前市内にクレープ専門店を開業するというニュースが発表されました。
この新店舗では、ポッポで提供されていたクレープのレシピが再現される予定で、多くの人々が再びあの懐かしい味を楽しめる日を心待ちにしています。
新しいお店の名前は【ポッポ】から【クルックー】になります。新店舗の開店が楽しみですね(*‘ω‘ *)
弘前のシンボルとして
弘前イトーヨーカドーとポッポは、家族や友人との楽しいひとときを彩り、地域の生活文化を形成する一部となっていました。閉店という一つの区切りを迎えたものの、その思い出や温かいエピソードは、これからも語り継がれていくことでしょう。「またあの場所でクレープを買いたい」という気持ちは多くの人々の中に息づいています。そして、新たな形で復活するポッポの味が、次の世代にも引き継がれていくことを願っています。